不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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《おじいちゃん・おばあちゃん》ありのままを受け入れて、全てを肯定することの凄さ

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。 

mizukidesu.hatenablog.com

いつもは私の不妊治療の体験談をアップしていますが、はてなブログ今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」ということで、今回は私の母方のおばあちゃんについてお話しします。

前回の今週のお題「ごはんのお供」の記事はこちら。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

おばあちゃんは現在90歳

私の尊敬する人の一人に母方の祖母がいます。祖母は御年90歳。

彼女は戦争を経験し、洋裁師として大阪の有名テーラーで働きつつ、国鉄に勤める夫と共に子どもを二人育てあげました。孫の私が小さい頃は、家で洋裁師として仕事をし近所の方の服の依頼を受けていました。私の小学校の卒業式ではジャケットやスカートを一から作ってもらい嬉しかったことを覚えています。この頃からオーダーメイドは贅沢ですね。

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休みの日には卸問屋に布生地を買いに行き、仕事部屋にはマネキンや、これまで作った・現在作っている服が所狭しと並び、アンティークなみの足踏みミシンがカタカタ鳴っている。

祖母は身長が135cmほどしかありません。しかし自分が作った赤や緑の原色の服や、大きな花柄の服をよく着ていたり、なによりとても明るく元気なので、背は小さいけれど存在感は人一倍で、誰からも愛される女性です。

 

祖母と孫の不思議な関係

母方の祖父母と、私の実家は少し離れており、お盆やお正月などの際に帰省するという感じの行き来でしたが、そんな祖母が小さい頃から大好きで、親にも話せないことなども色々と話すことができました。

大学は祖母の家から近かったので帰りに寄ったり、社会人になってからは近くで一人暮らしをしたりと、実家にいたときより物理的な距離も近くなり合う回数も以前よりは増えました。

・社会人1年目で仕事が大変なとき
・転職を考えているとき
・転職してから大変なとき
・何か新しく始めるとき
・結婚を考えているとき
・海外旅行に行ったとき
・家を買ったとき

人生の節目には、何かしら祖母と話していたように思います。

答えが欲しいわけではなく、ただ聞いて欲しい。
男性ならよくわからない感覚かと思いますが、頭の中がこんがらがっていたり感情が溢れそうなとき、人に聞いてもらうだけで頭がスッキリしたり、整理が出たり、解決策が浮かんだりします。

聞いてもらう人選が大事です。
心から気を許せて本音で話すことができ、話を遮らず、反対意見を決して言わず、ただ相手の話を聞いて相槌を打ち、その話に対して求められたら端的に自分の感想を言える。この条件に当てはまる人を一から探すのは、なかなか難しいと思います。

血縁関係のある身内なら無条件で該当するものでもなく、むしろ身内だから該当しない方が多いかもしれません。
年長者の傾向としては、自分の子どもと同じような年代にに対して良い道に進んでもらいたいという親心で、自分の常識を強要したり、心配しすぎて過保護になったりするため「ただ聞く」ということが難しい場合があります。(もちろん全ての人がそうだというわけではありません)

 

価値観の合う存在

その点、祖母はその距離感と考え方が素晴らしかったのです。

まず一切「これはこうだ」と自分の価値観を押し付けることはありませんでした。むしろ私の話すこといつも面白そうに聞いてくれました。

○○はすごいねぇ。頑張ってるねぇ。楽しむことが一番大事。応援してるよ。髪型・服装が似合っているね。
祖母と話していると、そんな言葉を貰っていた印象が強いです。

私の勝手な想像ですが、年長者によくありがちな、
・変化を嫌う(過剰に保守的)
・「私の時代はこうだったのに〜」が口癖
・「今時の若者は〜」が口癖
・今時の子は恵まれている
・楽しみがない
鬱病

という方も実際いるため、より祖母の違いが明確となり、年齢を重ねているからそういう思想になるのではなく、やはり個人次第なのだということを知りました。

私の働き方(フリーランス+パート)についても、祖母は自分が洋裁師として独立していたこともあるので、考え方がとても柔軟でいつも私を応援してくれました。

 

今祖母は、祖父が3ヶ月前に亡くなったため、施設で生活しています。

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アルツハイマーが進行し、祖父のいない家で一人で暮らすのは難しいという判断からでした。コロナの関係でほぼ面会できずどうしているか心配でもありますが、次に会った時色々と思い出してもらえるよう写真を準備していこうと思います。

 

味方が一人だけでもいると、どんなに心が救われるのか。祖母だからではなく、一人の人間として尊敬できる彼女に、今まで貰った勇気に感謝を込めて、後悔のないように近々会いに行きたいと思います。

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以上、おばあちゃんについてでした。

次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!

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