1.不妊治療㉑ 不妊治療「保険適用」なるの!?政策を進める上で4つの大切だと思うこと
こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。
mizukidesu.hatenablog.com
前回は、稽留流産手術をして無事成功したものの、手術後は吸引したところが痛かったり、便器が真っ赤に染まったりと、何かと疲れた一日になったというお話でした。
9月に話題となったニュース
2020年9/18(金)にYahoo!ニュースにて下記記事がアップされました。
この発表を聞いた時、私を含め、全国の不妊治療をされている方、これから検討される方が歓喜に包まれたと思います。
まだ確定でありませんが、来年2021年4月から助成金拡大に向けて動き出すとなれば、今まで不妊治療の資金面で大きな負担となっていた件が少しは軽くなることに、喜びを感じずにはいられません。
この政策によって、資金面の問題で不妊治療を断念していた夫婦が再度挑戦できる機会となるため、少しは少子化にも良い影響が出るのではと思います。
政策を進める上で大切なこと
それと同時に必要なのが「不妊治療に対する正しい知識」の普及だと思われます。
1.不妊の実態
昔よりは認識の改善があったかもしれませんが、未だに不妊の原因は女性のみと思っている方も少なくはありません。
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊の原因は41%が「女性のみ」、24%が「男性のみ」、24%が「男女とも」という結果に。つまり、実は不妊の原因の半分は男性側にあると言えるのです。
(引用:https://seem.life/lab/41より一部抜粋)
2.自分本意ではなく、不妊治療をしている方への配慮
他にも、「子どもなんてすぐできる」と自分基準で考える方も少なからずはおられると思います。「子どもが欲しいけれどできない」という不妊治療をしている方への配慮も大切だと思います。
3.不妊治療をしている方の苦悩を知る
不妊ではない方や、不妊治療と関わりがない方の中には、この政策で割り当てられる税金を「無意味だ」という意見もわからなくはないですが、実際に不妊治療をしている者からすると、これほどありがたい政策はありません。
子どもが欲しいけれど金銭的な問題で断念しなければならず苦しんでいる夫婦がどれだけいるのか。まずこれらのことを明るみにしないと不妊治療に関係ない方は理解できないかもしれません。
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両親や親戚、近所からのプレッシャー
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昔の価値観による押し付け
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一人目ができたら「次二人目は?」攻撃
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年齢による焦り
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明確な改善策がない「精子の質」改善について
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金銭的な問題
4.少子化問題
第2章 なぜ少子化が進行しているのか: 子ども・子育て本部 - 内閣府
「不妊」に関しての項目がないのは、少子化問題の要因が「不妊」ではないと数値で出ているからなのか、数値を把握していないのか、それとも「不妊」が問題視されていないのか、気になるところです。
まとめ
不妊治療は、私が実際に一通り「顕微授精→妊娠→流産」と体験しかかった費用を考えると、本当にお金がかかります。
そして現在の助成金を申請するにあたって、どれだけその金額に差があるのか改めて知りました。助成金が出るのは本当にありがたいのですが、掛かる費用に対して助成金が「少なすぎる」というのが、現状の実態です。思っていた以上の高額な負担に「これは何度もできることではない」と私も頭を抱えました。
夫婦共働きでも、苦しい経済状況。これがリアルな意見です。子どもはもちろん欲しいけど、生活をどこまで切り詰めるのか。難しい問題です。
不妊治療をされている人たちの経済的な負担が少しでも減ることを願いつつ、早急に助成金拡大、ゆくゆくは保険適用となるよう、菅内閣に期待したいと思います。
もし何らかの形で応援できるのなら、微力ではありますが今後このようにブログという形で自分の意見として声を上げ、書いていきたいと思います。
今後の展開に「期待」ですね。
次回もお楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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