不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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30代主婦の"不妊治療の体験談"や"楽しい毎日の出来事"を更新中!

2.私と夫の日常⑧ 子どもの頃、田舎で暮らして良かったこと・悪かった(不便な、苦労した)こと

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com

いつもは私の不妊治療の体験談をアップしていますが、今回は「子ども頃、田舎で暮らして良かったこと・悪かったこと」についてお話します。

前回の「私と夫の日常」の記事はこちらです。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

地方の田舎出身

私は地方の、ど田nak…自然溢れたところで生まれ育ち、高校まで過ごしました。 

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大学へは3県を跨いで通学していたので、1日の大半は出身県より都会で過ごすことが多く、その時から自分の出身地は「田舎」なのだと改めて感じました。そして社会人となりその都会で一人暮らしをするため家を出ます。それから早十数年、結婚し、家を建てずっと都会での生活が続いているという感じです。

30代の今だからこそ振り返って言える「子どもの頃、田舎で暮らして良かったこと、悪かった(不便な、苦労した)こと」を今回お話したいと思います。

 

田舎で暮らして悪かった(不便な・苦労した)こと

田舎出身の方は「あるある」かと思いますが、田舎は毎日の生活がなにかと不便です。

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1. 自動車必須

車が運転できなければ移動もままならないので田舎に住む人たちは、社会人になるまでには必ずと言って良いほど自動車教習所に通い自動車免許を取ります。田舎で生活するためには自動車は必須だからです。家族間でも1人1台ある家も多いです。

2. 電車が1時間に1本のときも

主要な駅に行くために、まずローカル電車に乗ります。乗り過ごしたらもう絶望的。時間帯によっては1時間は来ないことも。

なので乗り過ごさないため誰もが必死で走ります。車掌さんとのアイコンタクトはお手のもの。必死な顔をして走り、乗る意思を示すため手をあげながら、車掌さんと目を合わせる。こうすれば高い確率で少し待ってくれます。(たまに無視されます)

3. アニメの放送が圧倒的に少ない

雑誌などで新連載特集されるアニメは、大抵大きな主要都市でしか放送されません。放送されるとしても数ヶ月後というのはまだマシな方。大半は放送されないことが多いです。どうしようもなく新しくDVD(当時ビデオ)が配信(当時はビデオレンタル)されるのを待つしかないという状況でした。

4. 学校終わりに寄るところが、ほぼない

飲み物の自販機くらいでしょうか。(アイスの自販機もない)

5. 友達と遊びに行くところは、だいたい映画館の入っている商業施設

休みの日は皆が一斉にそこに行くので、よく様々な人とバッティングします。
当時、映画館は「事前予約」というものはなく、ひたすら当日に並ぶが普通でした。朝一のまだ商業施設が開いていない時から並んで、開いたと同時に映画館へ走ります。進行方向のエスカレーターが混んでいるので、逆進行方向のエスカレーターに乗り込んで走ったこともありますが、あれは2倍の労力がかかり効率が悪いし転倒の確率が高く危ないので良い子も悪い子も真似をしないようにしましょう(体験談)

6. 都会の駅に行くと人が多すぎて「こんなに人がいるんだ」と慄く

当時はスマホなんてなかったので、はぐれたら終わり。はぐれた場合、待ち合わせ場所を前もって決めておくか、親の携帯電話番号を暗記しテレフォンカードで公衆電話からかけるかのくらいでしょうか。人混みに飲まれつつ、はぐれまいと必死に母と手を繋いでいたあの頃。どこからこんなにも人が出てくるのか、田舎ではこんなに人がいる状況などないので、ひたすら恐怖でした。

7. コンビニには車でGO

徒歩の距離にコンビニがあるわけがなく、コンビニには一山超えて車で行くのが当たり前でした。近くにコンビニもどきのようなものがあった時もありましたが、9時頃〜18時頃の営業で必要な時には閉まっているという有様。気付けば、いつの間にか閉店し店自体が無くなっていました。


書き出すと、当時の不便さへのどうしようもない思いが溢れます。昔は「早く都会に行きたい!」と切実に思っていました。

嫌なところばかり当時は感じていましたが、いざ都会に住むと、当時は思ってもいなかった「田舎の良いところ」が見えるようになりました。
では、気を取り直して今度は「田舎で暮らして良かったこと」をお話しします。

 

「田舎で暮らして良かった」こと

それは大学生や社会人となり、都会に出て都会を含む都道府県の方々と交流を持った際に気付いたことです。
田舎で良かったと思うところは、主に「話のネタが尽きない」ということ。

「田舎あるある」や「田舎なら当たり前のこと」のエピソードを話すと、都会の方にはとても衝撃的らしく面白いくらいに驚かれました。
都会にいては縁もゆかりもない、考えもしないことが、どうやら田舎には溢れているようなのです。 

ではここで「それ本当?」と疑われた話【BEST 3】を発表します!

【BEST 3位】 高校が山の上。

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高校が山の上にあり電波がないため携帯電話は使えない(電波を求め携帯電話のアンテナを立て歩き回る生徒たちの姿多数)。

毎日30分かけて急勾配の坂を登る通学路。夏は通学だけでシャツが汗でびしょびしょになり、冬は山の上の道路が出すスプリンクラー(雪を溶かすため)が坂に流れ込み凍結。そのため友人たちとスクラムを組み下校。

・体育のテニスの授業の時、球をホームランしてしまうと山の中にボールを取りに行かなくてはならない。

・山の下にある住宅地のことを「下界」と言っていた。

・プールは山の下に住む住民たちの水道事情に影響があるとしてールの授業自体が無くなる。使われなくなったプールに雨水が溜まり、微生物が大いに繁殖し、理数科が授業で採取をしている。時にはそのプールに猿が入浴していることもある。
(30代/田舎出身女性)

 

【BEST 2位】 自然が豊かすぎて野生動物との遭遇が多すぎる

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・小学校時代、野良犬が校庭内と学校内に入り込み大混乱。学校で飼っていたチャボ(鶏)とコイが急に消息を断つ。(恐らく食われた)

・高校時代、授業のない日曜日に部活のため校舎に行くと、野生の猿に占拠されていた(木の皮剥いで食べる子猿、ツツジの花の密を吸う雌猿、民家の屋根を走り回る雄猿。カオス)

・カラスが大量発生し猟友会が散弾銃で対策をするとのこと。その期間は流れ弾が危ないので部活で外を走るの禁止という校内放送が流れる。

ツキノワグマに気を付けて」というチラシをホームルームで配られる。(どうしろと)

だいたいよく出現するのが、イタチ、猿、鹿、イノシシのラインナップ。瓜坊は実際にこの目で見たことがあります。小学校時代も友人が朝に投稿する際裏山で鹿を見たなど普通のことでした。動物園に行かなくてもだいたいこのラインナップは近所で見れます。
《注意⚠️》みなさま、野生動物と遭遇したときは決して目を合わせず、刺激しないようにゆっくり後ろに下がりましょう。
(30代/田舎出身女性)

 

【BEST1位】 自然ならではのアクティビティはだいたい体験済み。

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・小学校低学年の頃、祖父に水晶取りに連れて行ってもらい、なかなか急勾配の岩肌を登りつつ石を採取し、その場でハンマーを使い叩き割って水晶が入っていないか探す。

保育園では基本、園のグラウンドでは裸足。(園の外ではもちろん靴を履きます)近くの「川」に遊びに行く時間があり、誰かのビーチサンダルが流れると川下の誰かが拾うという助け合い精神を学ぶ。よく誰かが急に深くなっているところに足を入れてしまい慌てたところを周りの友人が救出などよくあった。

タケノコ掘りに行き、足の裏で地上に出る直前のタケノコを探り当てる技術を祖父に学ぶ(なかなか難しい)。

・小学校の昼休みでは雪が積もると雪合戦大会が繰り広げられる。雪の日の通学はスキー用のズボン(防水加工のついたやつ)着用必須。雪玉を作る係、投げるかかるとちゃんと役割分担があった。

花見給食というものがあり、わざわざお盆に乗せた給食を桜の下に運び食べる、という小学校行事がある。桜から毛虫が降って来て毎度絶叫が響き渡る。風で砂が舞い上がり、確実に砂が入った給食を食べていた。
(30代/田舎出身女性)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
ちゃんと文章として書くと、内容の濃さに私自身驚きました。地方によって違いがあるものの、田舎出身の方は「あるある」な部分もあったのではないでしょうか。

振り返ってみて改めて思ったのが、子ども時代田舎で「意外と色々と体験していたな」ということ。当時はそれが「当たり前」なので特に気にしてはいなかったのですが、今では絶対にできないこんな貴重な経験や体験をしていたことに、今になってやっと気付かされました。
 「今」やろうと思っても、なかなか体験できないことばかりです。(色々な問題上)

初対面の方とのアイスブレイクの時、なんとか場を和ませる時、話題が尽きてしまって沈黙の時。意外とこの手の話題はとても重宝します。
相手が地方の田舎の方だろうが、都会生まれだろうが、だいたい盛り上がります。地方の田舎同士なら「共感」として、都会生まれなら「驚き」として。

 「自虐じゃん」と思われる方もいると思いますが、自虐と捉えるか、面白いネタとして捉えるか。(ちなみにディスって良いのは地元民だけです。地元愛が根底にあるので許されます)

みなさまは幼少時代どのように過ごされたでしょうか。「今」改めて思い返すのも、色々な気付きがあり面白いかもしれません。

次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!

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