不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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4.旅日記② 「フランダースの犬」の舞台 。ベルギー アントワープを1日観光満喫!

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com

いつもは私の不妊治療の体験談をアップしていますが、今回は「旅」についてお話ししたいと思います!

前回の旅日記はこちら。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

前回お話ししました「ベルギー」旅の続きです。
3日間の滞在のうち、1日列車を利用しアントワープという街に行きました。

 

アントワープってどんな街?

アントワープは、ベルギーのフランデレン地区のアルトウェルペン州の州都です。1843年に開業した世界で最古の動物園であるアルトウェルペン動物園や、1920年夏季オリンピック開催地としても有名。 また、フランダースの犬の舞台でもあり、感動的なシーンに登場するノートルダム大聖堂があります。

引用:travelbook アントワープ観光より一部抜粋

そう、アントワープは「フランダースの犬」の舞台となった街なんです。

小さい頃に何度も読んだ、なんとも悲しくなるお話し。子どもながら世の中の無情さに怒ったものです。なんで死んでから、大人は泣いて反省するのか!と。

え、アントワープに行ったら、ネロが最後に永遠の眠りについたあの大聖堂があるの?最後に涙して神に感謝した「ルーベンス」の絵があるの?行かなきゃ!!と(主に私が)なり、旅の予定に加えることにしました。(夫はフランダースの犬を観たことがないと言うので、とても驚きました)

 

列車の旅

ブリュセル駅→アントワープ中央駅まで列車で向かいます。片道、乗り換えなしの直通快速電車で40分。

チケットの買い方や、行き方はこちらを参考にさせてもらいました。

allaboutbelgium.com

ホームで待っていると、なかなかレトロな2階建て電車がやってきました。
景色も良いので、せっかくなので2階の席に座ります。

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2駅目が過ぎ、小学校低学年の遠足と思われる団体が私たちの座る2階の車両にやってきて、とても賑やかになりました。
みんな話しているのはフランス語。なんとなくお上品に聞こえます。

小学生たちのおやつが解禁となり、車内は盛り上がりを見せます。テンションが上がったのか1人の男の子が大きな声で喋りまくっていると、すかさず先生の叱る声が。そして、先生に連行され横に座らされていました。

それが違う子で2回くらい繰り返されていました。

私はフランス語は全くわかりませんが、なんとなくニュアンスで何を言っているのかわかってしまう。
どこの国の子どもでも同じだなあ。と、ワイワイする車内で夫も私もほっこりしました。

 

アントワープに到着!

ついにアントワープ駅に到着しました。
美しさに一瞬駅ということを忘れる私と夫。

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さすが「もっとも世界で美しい駅」ランキング常連鉄道駅です。
参考までに。詳細はこちらの記事がわかりやすかったです↓
「世界一美しい」アントワープ駅構内の優雅なカフェ | ベルギー観光旅行と生活情報サイト BELPLUS

 

美しいメルヘンな街並み

街中にトラムが走っていており自転車や車と共存している感じでした。道路は車が走りやすいように舗装されていますが、基本歩く道は石畳。ギルドのような建物も多く、歴史を感じさせまるでファンタジーの世界に迷い込んだようです。アートも街中に多く、散策するととても楽しかったです。

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H&Mさんや服屋さんが多い印象でした。

有名な観光地である「市庁舎」にも行きましたが、残念ながら(2019.5)は改装工事中で、完成写真が建物に飾られていたのでそちらを眺めました。

 

聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂

ついに到着しました。私としては、ここにくるのがアントワープに来るメインだったので、とても楽しみです。
アニメ「フランダースの犬」を求めてやってくる日本人も多く、入り口付近にはフランダースの犬の像がありました。

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正面から大西台を見るととても迫力があります。
大聖堂の鐘楼部分が世界遺産にも登録されており、1352年から170年もの歳月を費やして造られた壮大なゴシック様式の大聖堂です。120メートルを超える巨大な鐘楼も見どころのひとつとのこと。

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@sekaitrip.com アントワープ

室内は白を基調とし、天井がとても高く開放感があり、窓から柔らかな光が溢れステンドガラスが色とりどりにに煌めきます。

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教会と美術館を合わせたような、清涼で厳かな空気が漂い、歴史が感じられるゴシック建築に「ルーベンス」の絵がとても美しくマッチしていました。

 

『キリストの降架』『キリストの昇架』

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『キリストの降架』

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『キリストの昇架』

フランダースの犬」でネロがずっと観たいと願っていたルーベンスの祭壇画は圧巻の一言。
ネロがパトラッシュと最後に観たのが『キリストの降架』です。お金を払わないと観ることができないため、ネロはずっと観ることが叶わなかった祭壇画です。
まさか私が実際に見ることができるとは。とても感動しました。

 

聖母被昇天

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ネロが毎日、通いつめ眺めていた祭壇画です。聖母と自分の亡くなった母を重ねていたのでしょうか。

 

ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)
Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpen
住所:Groenplaats 21, 2000 Antwerpen
時間:月〜金曜日/10:00〜17:00、土曜日/10:00〜15:00、日曜日・祝日/13:00〜17:00
入場料:一般/8ユーロ、学生・60歳以上/6ユーロ、18歳未満/無料
HP(英語):http://www.dekathedraal.be/en/index.htm

 

ランチタイム

聖母大聖堂のすぐ裏にある「Da Giovanni」というイタリアンのお店に入りました。店内チェック柄でかわいい!

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夫はシーフードのピザを。私はDuvelというビールと、アラビアータのパスタを注文。

私は辛いのが苦手ですが間違えてアラビアータを頼むというミスを犯しました。それに気づいたのかパスタが来る直前。あまり辛くないことを祈ります。

先にビールとパン、パンに塗るペースト、オリーブ5つがきました。

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ビール美味しい!

疲れた体に冷たいビールが沁みます。少しの苦味とすっきりとした味わい。ポップの香りが今まで飲んだことない感じで新鮮でした。個人的に日本のビールより飲みやすい感じがします。
パンを食べていると、ついに主役がきました。ピザと「問題のパスタ」。

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ピザは意外と大きいですが、具材がたくさん入っていて美味しそうです。
さて、パスタは…見た目では辛さまでわかりませんかおいしそう。

実食

ピザは問題なく美味しい。

パスタは…とても辛い。。。つい咽せました。ビールを飲みながらピザをもらいながら、少しずつ食べ進めますが辛い。唇がヒリヒリする。
夫にもなんとか食べてもらいつつ、なんとか完食。(夫も辛いと言ってお互いパスタの食べるスピードが落ちる)

初のアラビアータはベルギーで食べることとなり、もう注文しないと心に誓いました。

Da Giovanni
住所:Jan Blomstraat 8/3-5-7 (Papenstraatje)2000 アントワープ ベルギー王国
電話:+32-3-226-7450
HP:https://www.dagiovanni.be/

 

プランタン・モレトゥス印刷博物館 (Museum Plantin-Moretus)

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アントワープ大聖堂のほど近くにあるプレンタンモレトゥス印刷博物館ユネスコ世界遺産に登録されています。博物館としての登録はとても珍しい例だそうです。

アントワープで16世紀に活躍した印刷業者クリストフェル・プランタンの工房が起源となっている。活字をはじめとする活版印刷用の道具や、世界で最も古いとされるプレス機、2万5000冊もの古書などの展示は必見。

引用:JTB ベルギー

f:id:Mizukidesu:20200815213602p:plainクラシカルな機械やそこから生み出される文字は一つ一つ美しかったです。一応デザインのお仕事をさせてもらっていて、専門学校時代印刷会社や見学などをしたことがあるのですが、やはり文明の進化がすごく、元々は今回見たような印刷技術が元となり今の進化となったと思うと感慨深いものがありました。

活版印刷でしか出せない風合いは、今でも全世界で愛される印刷技術だと思います。(わざわざこの活版印刷でされる方もいますしね)
ヨーロッパの印刷革命の歴史が知れて良い機会でした。

Plantin-Moretus Museum
住所:Vrijdagmarkt 22-23, 2000 Antwerpen 地図
開館:火曜~日曜 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館:月曜、1月1日、5月1日、キリスト昇天祭、11月1日、12月25日
料金:8ユーロ(特別展を除き最終水曜は無料)
http://www.museumplantinmoretus.be/en

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

アントワープの旅、こうして濃い1日観光を満喫しました。よく歩いたので流石に帰りはヘロヘロになりつつブリュッセル駅に帰りました。その後、ブリュッセルにあるスーパーに寄って色々と買い込み、テイクアウトし夕食としました。やっぱりそれぞれの国のスーパーは楽しいですね!途中から疲れも吹っ飛び買い物を楽しみました。

次回は、ベルギーグルメをご紹介します。
次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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