不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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1.不妊治療⑭ 不妊生活3年目 ついに融解胚移植の日

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com


前回は、ついに採卵の結果がでました。胚培養士さんによると「採卵17個→成熟卵12個→顕微授精→受精卵7個→胚1個=胚凍結1個」とのこと。1個しか胚凍結できなかった確率の低さに戦慄を覚えつつ、1個だけでも生き残った事実に喜んだ、というお話しでした。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

胚凍結後の1回目の診察

胚凍結の連絡があってから、院長指定の2週間と3日後に診察に行きました。
子宮の戻りを確認して、血液検査。(痛い)
やはり子宮の戻りがいつもよりゆっくりで、通常より遅れているようです。
「次回は1週間と2日後に来て」とのことなので予約しました。

 

2回目の診察

1回目と同じように子宮の戻りを確認して、血液検査。(痛い)

今回の血液検査の結果次第で胚移植日が確定するので、もし検査の結果タイミングOKとなった場合の胚移植の仮日程と時間をもらいました。
もし血液検査の結果で、もう一回診察に来て欲しい場合は連絡するとのこと。そうなると確定していた胚移植日は変更になる旨伝えられました。

毎度診察に行くのも時間がかかるのでできればこの仮日程の日になりますように、と願いましたが、残念。電話が来ました。2日後にまた診察に来てください、とのこと。

 

3回目の診察

2回目と同じように子宮の戻りを確認して、血液検査。(もう勘弁して)
この時、「改良型」補助孵化療法(AHA)について院長先生から話がありました。

「改良型」補助孵化療法(AHA)とは、

受精卵(胚)は透明帯という蛋白でできた殻に包まれています。胚は子宮内で着床前に透明帯からの脱出=孵化現象を起こします。しかし、透明帯の変化がうまくいかないため孵化できず、その結果着床しにくい場合がります。良好胚を衣装したにもかかわらず妊娠に至らなかった場合、孵化がうまくいかなかった事が原因の一つであると考えられます。このような症状に対してレーザーを用いた補助孵化療法が適応となります。

引用:竹林クリニック 「補助孵化療法(AHA)に関する説明書」一部抜粋

方法としては、当クリニックでは胚移植前にレーザーを用いて透明帯を削り開けて細胞を脱出させる方法で行っているとのこと。
この療法をやるかやらないかは凍結した胚を融解した後に判断されるそうで、当日になってやるやらないを判断しますと言われました。

院長先生は聞けば何でもわかりやすく答えてくださるので、ついつい好奇心が刺激され色々と聞いてしまいます。(院長先生いつもありがとうございます)

今回も前回と同様に血液検査の結果タイミングOKなら、この日程と時間で融解胚移植日確定と言われました。もし変更となった場合はまた連絡するとのこと。電話が鳴らないことをひたすら祈ります。

その後、電話は鳴りませんでした!

5日後、融解胚移植確確定。

 

融解胚移植 当日

朝の8:30に診察なので、6時に起床しました。(眠い)
クリニックに着き、診察、採血、注射を行います(注射が2回も…汗)。

診察にて院長先生が「タイミングぴったりだね」と言ってくださったので、ひとまず安心。2回目の診察に行ってよかった。

その後、その日の11時半頃に血液検査の結果がでて電話にて胚移植を決行するかしないかな連絡が来るとのこと。クリニックから解放され、一駅先のスタバで読書をしながら休憩。11時半になり、胚培養士さんから「本日の16時半に決行」の旨連絡がありました。

  • 15分前には来院すること

  • 胚移植は膀胱に尿を溜めた状態で行うので、1〜2時間前から排尿は控えて来院すること。

を注意として言われました。
夫もその日、血液検査のため違う時間に来院していたので、待ち合わせて駅の周辺でランチをすることに。

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ハンバーグとステーキ美味しかったです。サラダバー、ドリンクバーもあり、まだ一日は長いので元気をつけようと、ついつい食べすぎました。(このことが、まさかあんなことを引き起こす原因となるなんて…)

夫と別れ近くの古いショッピングモールのようなところで時間を潰します。
ちょうど来院2時間前になったので、トイレを控えようと思ったその時。
ギュルルルル
お腹が激しく痛み、嫌な音がお腹から鳴りました。

必死でトイレに駆け込みことなきを得ましたが、激しい下痢。恐らく調子に乗って食べ過ぎたランチが原因と思われます。

しばらくトイレに篭り、でてきた頃にはげっそりしていました。(汚い話で申し訳ありません。)

何でこんな時に限って(泣)

よたよたとしながら、せめて1時間前までには治そうとトイレの近くのベンチを陣取ります。何回かトイレに行き、やっと治ってきたと思ったのはちょうど来院1時間前。

なんとか間に合った。ほっとしながらクリニックのある最寄駅まで電車で移動し、良い時間になるまで駅の椅子で休むことにしました。

尿は溜まってるかな?
と、少し心配だったのでコンビにで水を購入し、悪あがきの水分補給。
時間になり、16時半の15分前に着くようにクリニックへ向かいました。

 

施術開始!

看護師さんに呼ばれ、ベットで専用の服に着替えます。
準備が整うと、施術室に案内されました。

足が開く椅子に座りながら、院長先生に「改良型 補助孵化療法(AHA)」を今回実施したことを伝えられます。ちゃんと綺麗に透明帯から剥がれたとのことで、ひとまず安心しました。

院長先生「尿は溜めてきましたか?」
ついに聞かれたその言葉。ドキドキしながら「はい、たぶん」としか答える事ができない私。水分取ったから大丈夫だと思いたい。

お腹の上からエコーのようなものを膀胱のあたりに乗せ、すごい力で押されます。

院長先生「…まったく尿溜まってないですね(苦笑)」

絶対下痢が原因だ!と思いましたが、それを伝えるのが恥ずかし過ぎたので、もう乾いた笑いしか出ませんでした。

院長先生「仕方ないので、下から水を入れますね。」

「下」から「水」を「入れる」?

「?」が私の頭に増殖しましたが、言葉通りのことなのでしょう。
院長先生は順調に、私の膀胱に水を入れていきます。次第に尿意を感じつつ、いつまで入れるんだろうと思ったその時、猛烈にそこをエコーで押されました。

( 漏れる漏れる漏れる漏れる )

「今から胚移植していきますね。ちょっと我慢して!」院長先生のその言葉も、ひたすらの尿意によってかき消されます。

( 漏れる漏れる漏れる漏れる )

私が尿を溜めなかったから起こったことなのか、尿を溜めても起こったことなのかはわかりませんが、ひたすら耐えるこの時間、ほんとうに辛かった。。。

先生の手腕で、私があわあわしている間に胚移植は済んだようで、院長先生の「バッチリな位置に入れることができたよ」と言いなが渡されたエコー写真の黒い子宮の中にある白い点を見て、私は心からほっとしました。

その後診察にて、「受精卵たちの写真7個」と「凍結融解胚の「改良型」補助孵化療法(AHA)をされた写真」を渡されました。

そして、
①3日後に自己注射(HCG5000単位×1)

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2週間後に妊娠検査薬で判定(自宅)
③妊娠していたら、5日後に診察のため来院。妊娠していなかったら、生理開始1〜2日後に来院。

と言われ、久しぶりの自己注射に若干忘れていないか不安になりましたが、大事な注射とのことなので、頭の中で手順を入念に確認しました。

長くて短い2週間の始まりです。

ひとまず、とてつもなく長く感じました1日がこうして終わりました。お疲れさま、自分。
そしてこの後に続くのが、この記事というわけです。(ここまで行き着くまで長かった)

mizukidesu.hatenablog.com

次回は、妊娠判定薬(自宅)で実施した結果をふまえ、再度クリニックに向かいます。今後の流れとは?この後、まさかの結果が私を襲います。
次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!

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