不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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4.旅日記⑨ ベルギーブリュッセル 魅惑の美術館巡り、ベルギー王立美術館内「世紀末美術館」へ潜入

 

こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com

 いつもは私の不妊治療の体験談をアップしていますが、今回は前回の美術館巡りの続きをお話しします。

前回(古典美術館)の旅日記はこちら!

mizukidesu.hatenablog.com
前々回(マグリット美術館)の旅日記はこちら!

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

今回は前回よりもさらに早足で周った「世紀末美術館Musée Fin-de-Siècle Museum)」についてお話しします。もう本当に時間がなかったので、前もって「これは観る!」というものに絞りつつ、あとはほぼ駆け足で観て回りました。

 

世紀末美術館

世紀末美術館とは、

モダニズムが花開いた19世紀末作品を
2013年に開館した美術館。19世紀末から20世紀初頭のアンソール、クノップフなどの作品を集めて展示。ほかにも、アールヌーヴォーの家具や絵画、ゴッホやスラーなどの作品も展示されている。
(引用:るるぶオランダ・ベルギー2016より一部抜粋)

 

展示作品(その1)

それでは展示作品を観ていきましょう。
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展示風景です。暗い室内に照明ライトがムードを出し良い仕事をしています。

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コローっぽいけど…この絵画の情報はWebで探しても検索にヒットしませんでした。どなたかわかる方おられましたらコメントください。

牛が表情豊かにリラックスしているのが印象的でした。光のあたり具合で、まるで牛が神々しくよりリアルに見えます。 

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アルフレッド・シスレー《A la lisière du bois / Paysage. Printemps/At the edge of the woods / Landscape. Spring/村のはずれ、春》1885年

春の光が降り注ぐ何気ない風景。同じ印象派のモネを連想させる作風です。穏やかな優しい光景に癒されました。

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ジェームズ・アンソール《スキャンダラスな仮面》

アンソールは、仮面や骸骨といったグロテスクなモチーフをよく用いた画家として知られています。魔女のような人物と、鼻の長い男性が描かれている奇妙な作品です。(引用:https://tabijozu.com/brussels-royalmuseumより一部抜粋) 見るからにからに怪しい密会現場のよう。

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ジョルジュ・スーラ《La Seine à la Grande-Jatte/The Seine at La Grande-Jatte/グランド・ジャット島からのセーヌ川》1887年

 スラーの描写と一目でわかる作風。様々な色が重なり、光に反射し、周りの緑の色を含んだ川の描写がとても美しいです。

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ピエール・ボナール逆光の裸婦(薔薇の長椅子のある化粧室、オー・デ・コロン)》1908年

たらいの中に水かお湯が張ってあるのでお風呂の様子でしょうか。昔はそれが普通だったんだと思うと、現代に生まれてよかったと思います。

現代アートもあります(休憩)

世紀末美術館の入口らへんにいたおじさん。一瞬ランプの魔神のジ●ー?と思いましたが、下半身露出しているので色々アウトですね。(子ども泣く)

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Webで探しても検索にヒットしませんでした。どなたかわかる方おられましたらコメントください。

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Webで探しても検索にヒットしませんでした。どなたかわかる方おられましたらコメントください。

こちらベルギー王立美術館のロビーに展示されていた現代アート作品。一瞬「亜●?」かと思いましたが、よく観るとこれ手ですね。特に顔部分にびっちり何人ぶんかもわからない大量の手が覆っています。何か悲しいことがあったのでしょうか。三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)を全て一人でカバーしていますね。

 

展示作品(その2)

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アールヌーヴォー作品が数々展示されています。後ろには、アルフォンス・ミュシャ《四季》1899年

 椅子の後ろにはミュシャの「四季」が展示されています。左から 「朝の目覚め」、「昼間の活動」、「夜の夢想」、「夜の休息」。

王立美術館ではここのポスターに個々につけられたタイトルを尊重して、あえて全部を「四季」という呼び方はしていません。しかし、描かれた内容は特に背景を注意深く観察すれば、これが四季の移り変わりに女性美の変化をダブらせて描いた情景であることが理解できます。(引用:http://kojimori.blog.fc2.com/blog-entry-63.htmlより一部抜粋)

ミュシャはずっと大好きなアーティストなので、日本でミュシャ展あると必ずと言っていいほど足を運びます。やはりミュシャの描く女性・植物は繊細で儚さそうなのに強く美しい。だからこそこんなにも魅了されるのだと思います。

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ヘンリ・ブレッケラー《窓辺に立つ男》

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アルフォンス・ミュシャ《ラ・ナチュール》1899年-1900年

ほぼ等身大の大きさ。こちら意外とお大きい作品です。

「新時代の光」として電気が注目された1900年パリ万国博覧会に出展された名作「ラ・ナチュール」 オリジナルは世界に2点 現在1点は大阪堺市立文化館で常設展示 。(引用:@creative69by様Twitter記事より抜粋)

 つまりもう1点はベルギー王立美術館の世紀末美術館というわけですね。圧倒的な美にしばし目の前から動けませんでした。

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Webで探しても検索にヒットしませんでした。どなたかわかる方おられましたらコメントください。

 

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上:不明、下:ヘンリ・ブロッケラー《カード・ゲーム》

 下の作品はとても小さいのですが、描写が細かく、雰囲気もものすごく私好みだったので、じっくり観させてもらいました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
作品の色合いに関しては、私が画像補正しているため本物と相違がありますのでご容赦ください。

今回1つ悔しいことがありました。とても楽しみにしていたこの作品が展示されていなかったのです。

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引用:http://theory-of-art.blog.jp/archives/30479378.html より抜粋。 フェルナン・クノップフ「愛撫」(1896年)

こちら本当に観たくて、夫と走って流したのですが、2019年5月時点で展示されていませんでした。(とても悔しい)この作品を探すために、もう一度世紀末美術館内を駆け足で一周した私たち夫婦の執着と根性を、この場をお借りし伝えしておきます。

また違う時期に行かれた際は、ぜひこちらの作品を探してみてください。

以上で今回4回にわたりお話しした「ベルギー王立美術館」の潜入記事は終わりとなります。ベルギーに関しては全てお話ししたので、次回以降はついにドイツ旅についてお話ししていこうと思います。

次回もお楽しみ!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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ベルギー王立美術館近代部門: 世紀末美術館


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