不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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1.不妊治療⑲ 不妊生活3年目 流産出血を待つ日々、電車で起こった急な体調不良

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com

前回は、流産確定となったのですが、2週間経っても出血がなく、あと1週間後に出血が来ないようなら「手術」をする旨を院長先生に伝えられます。手術は全身麻酔なので痛みはほぼなく、医療保険で少しは金銭負担があるものの、手術をしない方が断然良いので「早く出血来て!」と願わずにはいられない、という話でした。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

テレワークの毎日、たまに出勤

コロナウイルスの影響で今年の3月からテレワーク勤務となり、もう半年が経過しました。出勤はほんの「たまに」なので、ほぼ会社に出勤せず自宅で仕事をしていますが、先日その「たまに」の会社出勤となり、久しぶりに会社に行くこととなりました。

自宅から会社まで、徒歩と電車で約40分ほど。そこまで苦にはならない通勤時間です。しかも満員電車ではないので、本当にありがたいです。(座れはしませんが、そこまで車内は混んでいない)

ただ現在、流産の出血待ちという微妙な状況のため、無事に通勤できるか少し不安を残し、出勤当日を迎えました。

 

電車通勤当日

家を出る1時間前に起床し、朝ごはんを食べ、用意をし、少し余裕を持って家を出ます。

目的駅に効率的に辿り着くため、3回乗り換えをするのですが、1つめの電車では余裕で座れるのでセーフ。2つめの電車では座れませんでしたが移動時間が8分ほどなので、なんとかセーフ。

この段階でゲーム風にいうと私のライフポイントは60%ほど。少し疲れました。流産の影響で常にお腹が痛く、張り、身体がだるいそんな日々を家で過ごしていたので、体力・筋力が低下していたのも関係しています。

問題は最後の15分ほど乗る電車です。ここでは、高い確率で座れません。ライフポイント60%の状態で、はたして目的駅まで耐えられるのか。

 

3つ目の乗り換え電車出発

頑張りましたが、やはり座席に座れず、連結部分のドアにもたれかかるように立ちました。電車の揺れが身体に堪えます。

次第に手先が冷たくなり、目の前が複数の黄色の光でチカチカしてきました。確実にこれは血圧が一気に下がった時に起こる症状です。(過去何度も体験したことがあるのですぐにわかりました)お腹の下あたりもどんどん痛みがひどくなります。

立っていられなくなり、その場でしゃがみ込みました。血圧がさらに下がると目の前が真っ白になり意識が飛び倒れるので、体勢を低くし転倒の際の衝撃を和らげるのも、しゃがんだ理由の一つでもあります)
現在のライフポイントは20%まで下がりました。

(ヤバイ)
まだ先ほどの乗り換え駅を出発してから5分ほどしか経っておらず、後10分もこの状態で電車に乗り続けるのは難しいです。もういっそのこと、どこでも良いので電車を降りてトイレに駆け込むしかない、そう思った時トントンと肩を叩かれました。
「どうぞ、席を変わるので座ってください」

そこには女神がいました。

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意識が若干朦朧としていたのであまり覚えていませんが、私が座り込んだ近くの席の女性が見かねて私に声をかけてくれたのです。

「ありがとうございます」
心の底から感謝しました。声を震わせながらお礼を伝え、譲ってもらった席に座りました。自力で身体を支えなくてよくなったので、幾分か先程よりは楽になります。ぐったりと席に座り呼吸を整えることに集中。その時凄まじいタイミングでお腹に激痛が。マスクで口元は隠れていたのですが、声を押し殺して絶叫。
(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い)

恐らく席を譲ってもらっていなかったら、倒れていたと思います。朝の忙しい時間帯に車内非常通報装置を押し、次の駅でタンカーに乗せられ運ばれていくパラレルワールドの自分の姿がぼんやり見えました。数分先のもしもの未来の私。本当に危なかった。

席を譲ってくださった女性のおかげで、顔色は真っ青なもののなんとか時間通りに会社にたどり着くことができました。上司が顔色の悪い私を見て若干引いていましたが。
本当にありがとうございました。 

 

その後

都会の人はよく冷たいなどと言われますが、冷たい人もいれば優しい人もいる。怪我をしたときや体調が悪い時、より人の優しさを感じられることが多く、まだまだ世の中捨てたものではないなと改めて思います。

もし自分が元気な時、同じような状態の方がいたら、率先してあの時受けた恩をお返ししたいと思ってます。私が違う人に、その違う人がまた違う人に。そうすれば良い連鎖となって、見ず知らずの人同士でも助け合うことができる未来が来ればいいな、そう思います。

ちなみに流産判定から、もうすぐ3週間経とうとしています。もう後数日で手術の日を迎えますが、まだ出血はきません。織物に血が混じったり、ナプキンに赤茶色いものが付いてはいるのですが、生理のような出血ではないため、現在様子見の段階。
「出血、早く来い!」と、手術日まで祈る日が続きそうです。

次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!

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