不妊治療3年目で人工授精・体外受精を決心。ジブリ好き30代主婦の独白ブログ

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1.不妊治療⑳ 不妊生活3年目 先日、稽留流産の手術をしてきました。

 

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こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

mizukidesu.hatenablog.com

前回は、流産と診断され、3週間経っても生理のような出血がない場合、手術をする旨伝えられて、早2週間が経ちました。まだこない出血。手術日を決め、それまでに出血がない場合手術決行となります。「早く来い!出血」と願う日々の中、久しぶりの電車通勤で、体調不良に襲われ顔面蒼白での出勤をした、というお話でした。

mizukidesu.hatenablog.com

 

 

 

手術日前夜

1週間前ほどから、織物に血が混ざったりなどはありましたが、生理のような出血は残念ながら無く、ついに手術日前夜となりました。

ここまで来るともう腹を括ります。

当日の持ち物

・同意書、入院診療計画書(署名・捺印したもの持参)
・夜用ナプキン1〜2枚、生理用ショーツ
・飲み物(麻酔がしっかり覚めたら飲む用)

 

注意事項

・食事は処置予定時間の8時間前からは摂取NG。水分(水、お茶、スポーツ飲料、果肉の含まないジュース)は処置予定時間の2時間前から摂取NG

・麻酔中、顔色がわかるように、マニュキア(手足とも)や化粧はNG。コンタクトレンズや貴金属は処置前に外す。

・現金や貴重品は外来待ち合いにあるロッカーに保管。

・処置が麻酔が覚めるのに個人差がある。その後十分に麻酔が覚めたことを確認の上帰宅となる。時間に余裕を持って来院する。

・処置当日は自分で車や自転車の運転をしてくるのはNG。

・処置後、激しい運動や下腹に力が入るような動作は控える。

ざっくりとこんな感じです。
前日なので早めにお風呂に入り、就寝しました。

 

手術日当日

本日は私の手術と夫の精液検査も兼ねているので、朝から若干げっそりしている夫から容器に入れた精液を託され持参します。

クリニックに来院すると、今回初めて2階に案内されました。
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分娩等もしているクリニックのため、新生児たちの泣き叫ぶ声が双方から聞こえます。
椅子に座って待機。ここに居るのは「流産となり手術する私」と「生まれたばかりの新生児たち」。同じ空間にいることに少しだけ悲しくなりました。

 

少しすると看護師さんから呼ばれ、カーテンで仕切られたベットに案内されます。
手術着を渡され、着替えたのち体温を測るよう言われました。

着替える前にお手洗いに行っておきます。
その後締め付けるものは全て外して手術着に着替え、ベットに横になりながら体温を測りました。36.4度なので正常。

少し経ってから、脈拍と血圧を測り、こちらも正常とのことだったので、次に点滴を左手首の横下にブスッと刺しました。(もちろん痛みを紛らわせるため逆の手で太ももつねり済みです)

点滴の針をテープでがっつり固定した後、液を抗生剤にチェンジしていました。

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しばらく待った後、手術の準備が整ったので移動です。

途中トイレに寄って、絡まりそうな点滴のチューブをさばきながら用を足し、いざ手術台へ。

 

さあ、ドキドキの手術開始

いつもの診察の際に足を開けるような台によじ登り、横になり足を固定されます。

これまた診察の時のように、下から子宮の状態を確認すると、赤ちゃんはやはり心拍は止まっているようです。胎嚢がまだ大きい状態であるので、今回の手術で吸引し取り出すという手術になるということでした。

点滴を麻酔に変えますという看護師さんの言葉を聞いて数分後、ここから私の記憶はありません。文字通りブラックアウトしたのだと思います。

 

手術後

気付けば、最初に横になっていたベッドにいました。
ぼんやりしながら頭の横に置かれたPHSで時間を確認すると11時半ごろ。
10時半頃に手術開始したので、約1時間ほど経っていました。

お腹の下あたりに鈍い痛みがあります。吸引されたところはもっと痛い。ズキズキする痛みを堪えながら、起きたらピッチで看護師さんを呼ぶようにとのことだったので、呼び出しボタンを押しました。

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すぐ来てくれた看護師さんにお腹が痛い旨伝えると、もう少し休んでトイレに行きたくなったら再度PHSで呼ぶようにとのことでした。

それからまたいつのまにか眠りにつき、次に目覚めたのはなんと14時半頃。あれから3時間も経っていました。

1度目覚めた時よりはお腹の下あたりの痛みはマシになっています。しかし吸引口はまだ痛い。トイレに行きたくなったので、再度看護師さんを呼びました。

 

右腕には血圧計、左指先には心拍計、腕には点滴という状態で固められていましたが、点滴以外は外してもらい、いざトイレへ。

看護師さんに付き添われ、ヨタヨタと点滴を引き連れトイレへ向かいます。

「…え⁈」
トイレを済ませ便器の中を見ると、そこは血の海。。。
久しぶりに見る出血にゾッとしました。

また看護師さんに付き添われてヨタヨタとベットに戻り、水分補給の確認があるので、前もって準備していたポカリスエットをゆっくり飲みました。

この点滴の中身とポカリは成分的に似ているんだっけと、どうでも良いことを考えながら、目眩等は気分の悪さはもうないので、看護師さんに帰る旨を伝えます。
電車で1時間の距離と看護師さんもご存知のため、本当に大丈夫か念押しされ、ついにこの日の予定は全て終了。半日入院退院です。

点滴を固定していたテープをベリベリ剥がし(これが痛い)、ゆっくり手術着から私服に着替え、帰る準備完了。

やはり吸引口が痛むので、ゆっくりとした動作で1階に降り、受付にいるスタッフさんにお会計の旨伝えました。

座るのが痛い。ドーナツ型の座布団が今切実に欲しい。

 

お会計

お会計は、稽留流産の手術(半日入院)で11,210円でした。(クリニックにより費用は異なります)

私の入っている医療保険が入院1日(半日)に対し10,000円出るという内容だったため、「とんとん」といったところでしょう。こういう時に保険に入っておいてよかったと思います。

 

まとめ

この日は1日中生理のように出血や、吸引口の痛みもあり、途中なんとかテイクアウトした遅めのランチを帰宅後食べて泥のように寝ました。夕飯は前もって別でと夫に言っておいたので夜もゆっくりできました。

これで、なんとか第1回目の顕微鏡受精から始まった治療がひと段落となり、リセットとなります。前回の採卵では1つしか受精卵とならなかったため、また採卵からのスタートとなります。

ひとまずお疲れ様。と帰宅した夫と、お互いを労った手術日当日のお話でした。

 

次回はまた手術から1週間後、子宮がどのような状態かな診察となります。次の体外受精のスケジュールはいつ頃となるのでしょうか?

次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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